高い価格の割りに貧弱なスペックであるMicrosoft Surface Go。少しでも強化したいユーザは沢山いるのではないだろうか。筆者の場合は旅先で大量の写真のデータを素早く貯めておきたい為、SDカードの様な遅いストレージではなく高速で大容量のストレージに交換できるかどうかがポイントになってくる。
幸いにもIFIXITと言うサイトで分解してる画像を公開していました。画像はそこから引用しています。
メモリやストレージは交換できるか?
この画像から判断するにメモリやストレージはすべて埋め込まれており取り外しできない状態であり、交換は不可能と言う事が分かります。とても残念な事です。
拡張性
さらにUSBはType-Cだけであり、Type-Aは廃止されているようです。つまりカメラのデータを取り込むにはType-CをType-Aに変換するパーツを余分に持って出かけなければなりません。
バッテリー
Surface Goのバッテリー容量は3411mAh。これは初代iPad miniの4440mAhより少ない。
比較対象として初代iPad 5(9.7 inch)Surface Proが45Wh(5940mAh)、この比較からもかなり容量が少ないことがわかります。
足りないバッテリーはモバイルバッテリーから給電するしかないので、モバイルバッテリー携行も必須となります。
機種名 | バッテリー容量 | メーカー |
---|---|---|
Surface Go | 3411mAh | Microsoft |
iPad mini | 4440mAh | Apple |
iPad Pro 9.7 | 7306mAh | Apple |
Surface Pro | 5940mAh | Microsoft |
起動時間
スリープ状態ではすぐに起動するが既にバッテリーが結構減ってて作業時間に余裕が無いイメージ。モバイルバッテリーを携行する必要がある。
お絵かきの道具として使えるか?
体感的に特に傾き時にカーソルとペン先が結構ズレたり素早く連続で書いた線の一部を検知しなかったりする。筆者は結構ストレスになるのでこの機種でお絵かきを長時間したいとは思わない。慣れれば使えるのかもしれないが、こればかりは個人差によるものと思われますので、お絵かき用途に使いたい人は体験してから自分に合うかどうか検討した方が良いと思われます。
レイヤーを重ねると動作がかなり重くなる。仕上げまで当機種で行うのは厳しいと思われます。当機種の用途としては携行性の良さからラフ画やメモ的な用途になるだろうと思われます。